「新車のボディーの美しさを永く維持したい」「お手入れの手間を省きたい」という思いは新車を所有している方なら誰でも思っているでしょう。
以前は、車の艶出しといったらカーワックスが定番でした。しかし、1980年代にポリマー系コーティングが登場してから、時代はカーワックスからガラスコーティングへと移ってきています。
カーワックスは、手軽に作業出来て、ツヤも出るので、非常に使いやすいカーケア用品として、今でも重宝されていますが、雨などで簡単に流れてしまうというデメリットもあります。
一方ガラスコーティングをした場合、車にツヤが出る上に、雨に降られたとしても、簡単に流れてしまうことはありません。そして、ガラスコーティングをしておけば、ボディーに傷が付きにくいというメリットもあります。また、ガラスコーティングは有害物質から車の塗装を守るという効果もあります。
そんなガラスコーティングについてご紹介していきます。
目次
新車におすすめのガラスコーティング!ボディーの美しさを維持したい方は必見
ガラスコーティングとは?
ガラスコーティングは、車の塗装の表面にガラスと同じ分子(二酸化ケイ素/シリカ)を化学結合させて定着させます。
ガラスができる(結晶化)するわけではありませんので表面が「パリンッ!」と割れてしまうようなことはありません。
ガラスコーティングには色々と種類がありますが、基本的には車の表面に化学変化をおこして強い膜を形成するイメージです。
ガラスコーティングの魅力
現在の車のコーティング剤の種類は、大きく分けて2種類あります。ポリマー系とガラス系です。
ポリマー系のコーティングは、1980年代から開発されて市販されているコーティング剤で、今でも比較的安価で強いツヤを出せるタイプとして人気があります。
ただポリマー系は、耐久性が弱く傷が付きやすいということと、効果の持続期間が3~6か月程度と、比較的短いという欠点があります。
その欠点を補う車のコーティング剤が、ガラスコーティングです。
これは現在のコーティングにおいて、最もグレードが高いコーティング手段で、傷も付きにくく、一度ガラスコーティングすれば、1年以上効果は持続するため、安心して使用することができます。
ツヤや光沢が長く続いて、日常的な手入れも非常に楽になるという意味ではおすすめのコーティングと言えます。
ガラスコーティングのメリット
ガラスコーティングを施工している車は明らかにボディーに光沢がありピカピカしています。
ガラスコーティングのメリットは、カーワックスをかけていなくてもツヤが持続し見た目にもとてもキレイですし、ガラス皮膜は酸化しないのでコーティング効果が長持ちします。
車のメンテナンスにかける時間があまりない方や手間暇かけたくない方でも、一度ガラスコーティングをしておけば安心です。
またガラスコーティングは硬い皮膜を形成しますので、商品によって多少違いはありますが、洗車傷が軽減されるとも言われていますし、汚れの種類によっては軽い水洗いだけでも簡単に落ちてくれます。
ほとんどの汚れが水洗いだけで落とすことが出来るので、普段のお手入れは断然楽になります。
ガラスコーティングのデメリット
ガラスコーティングはメリットの方が多く、愛車を持つ人であれば出来るだけ施工した方が良いと思いますが、そんなガラスコーティングにも少しだけデメリットがあります。
新車でカーディーラーや専門業者にガラスコーティングを頼む場合、施工費用が車種やガラスコーティングの種類によって6~10万円程度かかりかなり高額です。利用者にとってはその費用が一番のデメリットです。
また事故等でガラスコーティングを再施工する場合、一度ガラスコーティングを磨いてキレイに落としてから再施工するためさらに高額になったります。
ガラスコーティングのQ&A
ガラスコーティングをご検討されているまたは施工されたお客様からよくある質問についてお答えいたします
- ガラスコーティング施工したら洗車しなくていいの?
お客様の中にはガラスコーティングしたら洗車しなくても汚れが取れると勘違いされている方がいらっしゃいます。
それはよく営業マンのセールストークや宣伝文句に書かれている「ノーメンテ」を洗車しなくて良いと勘違いされているのだと思います。
「ノーメンテ」はワックスがけ等は必要ないということです。洗車しなくて良いという意味ではありません。
またガラスコーティングの説明文の中に書いてある文言も自分のいい様に解釈しがちです。
水だけでも汚れが落ちやすい→洗車は水をかけるだけで良い
雨水などでも汚れがつきにくい→雨が降っても汚れない
皮膜が硬いので傷がつきにくい→傷がつかない
長時間効果が持続する→手入れしなくて良い
となるわけです。
しかし、決してガラスコーティングしたからといって洗車しなくて良いわけではありません。汚れは付着します。その汚れが落としやすくなるわけです。
- ウォータースポットとは?
ガラスコーティングを施工したお車で、夏場の炎天下の中洗車後自然乾燥なんかしていると、こんな水垢のような跡が出来たりします。
これがウォータースポット(イオンデポジット)です。平たく言うと水の痕なのですが、その状態によって付着しているだけの時もあったり、凹んでいる時があったり様々です。
付着しているだけのものはイオンデポジットと呼ばれ、ボディ面についた水が蒸発した際に水の中に含まれる成分(様々なイオン分等)が残った残留物。
雨が降ったりした後に水が乾くのは、車両を使用する上でどうしようもないことですが、大抵は普通に雨が蒸発しただけではそんなにひどい状況までなることは少ないです。
ですが、雨の水分中に含まれるイオン分等の含有量が多かったりした際に、一気に高温で焼かれたりするとガッチリこびりつくことが多いようです。
水分中の成分と、高温がキーポイントとなりウォータースポットが付着しやすい状況になります。一般的に雨よりも水道水の方がつきやすく、水道水よりも井戸水の方がつきやすいです。
また、ボディ面が高温になりやすい白い車より黒い車の方が付着率が高くなります。あと黒い車はウォータースポットが見えやすくもあります。
撥水性コーティング、親水性コーティング、ともに付着条件は一緒ですが、どちらかと言うと撥水性コーティングの方が水玉になりますので、見えやすくなります。
なるべく洗車後の水滴はこまめにふき取りましょう。
ちなみに一度ウォータースポットが付着してしまうと軽いものならば洗車で落とすことも可能ですが、完全に焼けてこびりついてしまうと普通の洗剤では落ちません。
ウォータースポットの除去方法には、ウォータースポット除去剤での除去、ポリッシングリキッドで磨いて除去の2通りの方法があります。
まとめ
今回ガラスコーティングについてご紹介してきました。皆さんもガラスコーティングの知識を深め、正しいメンテナンスをしていただければ新車の輝きが持続し日常の手入れも非常に楽になると思います。
ちなみに「ガラスコーティングはしたいが…少しでも費用を抑えたい!」「自分でコーティングをしてみたい!」という方にはこちらがおススメです↓↓↓
私も自分の車に自分自身で施工しましたが、とても簡単で、新車の時の光沢がいまだに持続しています。自分で施工するコーティングの中ではこの「ピカピカレイン」が一番のおススメです。
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