万一事故が起きた時の自動車保険!「通販型」と「代理店型」の違いとは?



先日お客様からお話が出たのが「通販型」の自動車保険について。保険料が毎年右肩上がりに上がる中、「通販型」の方が安いのではというご相談でした。

最近、テレビやCMなどでもよく耳にする「ダイレクト型(通販型)」自動車保険のことです。これはいったい、どのような保険なのでしょうか?従来の「代理店型」と比較しながら、その特徴をご紹介して行きます。

「通販型」と「代理店型」の自動車保険

自動車保険には2種類ある

自動車保険は、「通販型」と「代理店型」という2つの種類に大別されます。

通販型は、特定の店舗を持つことがない、インターネットや電話などを介して契約・更新・変更を行う自動車保険のことです。1995年に保険業法が改正されて以降、各保険会社が保険料を自由に設定することが可能になり普及しました。「通販型」のほかに、「ダイレクト型」と呼ばれることもあります。

一方で代理店型は、特定の店舗を有し、店舗およびご自宅などで担当者と直接対面してやり取りする自動車保険のことです。「通販型」が登場してからは、双方を区別するために「代理店型」と呼ばれることもあります。

「通販型」自動車保険の特徴

「通販型」は保険の手続き等に関してインターネットや電話などを介して行うために、募集代理店に支払う手数料をはじめとしたコストが削減されており、一般的に「代理店型」よりも保険料は安く済みます

自分で情報収集をして担当者に質問したり、自分のタイミングで相談や見積もりを依頼することができます。また納得できるまでプランを比較・検討できるのが魅力です。

一方で、対面式ではないので書類作成・手続き・事故の連絡などを、電話などで保険会社スタッフのサポートを受けながら、自分で行わなければなりません。

「代理店型」自動車保険の特徴

対面式のやり取りが基本であり、代理店スタッフと対面で保険に関して相談ができ、プロのアドバイスを直接受けられるのが大きな特徴です。

書類作成や手続きなどもすべて代理店スタッフが担当してくれます。

また、自動車保険だけでなく、生命保険をはじめとした保険を一括で取り扱っている代理店もあるため、保険にかんするすべての手続きをまとめて進めることができます。

ただ、代理店スタッフによるサポートが充実している反面、手続きに時間がかかったり、募集代理店に支払う手数料などのコストが保険料に加算されている場合があります。

保険会社選びの最終判断はココ!

「通販型」と「代理店型」どちらを選択するかは、それぞれの特徴により、好みによるところが大きいですが、それでも決められない方は以下の点を重視してみてはいかがでしょうか。

コストを抑えて補償はしっかりしたいなら「通販型」

代理店手数料が保険料に反映されないのが「通販型」の最大の強みです。また不明点があれば夜間や休日でも電話で質問に応えてくれるので安心。理解を深めて、自分で補償内容を決めたい人にも向いています。

対面式で同じ人に対応して欲しいなら「代理店型」

保険にそれほど詳しくない方や他の保険も任せたい方などは代理店型がお勧めです。更新や事故時などの書類作成も直接教えてくれるのでその点でも心強いと思われます。


まとめ

自分で加入条件を設定できる人は「通販型」がお勧めです。

事故時の示談交渉力については「通販型」にも「代理店型」にも差はありません。

対面式で相談できることを重視するか、コストを抑えることを重視するかで判断してみるのも良いと思います。

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