ここ最近の新車には、アイドリングストップが標準装備されている車種が多く発売されています。特に、軽自動車では軽トラックやバン以外ほぼアイドリングストップ車だと思います。
アイドリングストップは、赤信号などで停止した時に、一定条件で自動的にエンジンを停止させる仕組みです。
信号待ちの停止時間に燃料を消費しないので,燃費と環境にやさしいシステムと言えます。
しかし、私自身このアイドリングストップには良いイメージがなく、デメリットばかり考えてしまいます。
今回はアイドリングストップについてのご紹介とそのメリット・デメリットについて考えてみます。
目次
アイドリングストップは本当に必要?メリット&デメリットとは…
アイドリングストップとは?
アイドリングストップは、駐停車や信号待ちなどの間にエンジンを停止させ、燃料の消費を節約し排出ガス削減の効果も期待できるシステムです。
アイドリングストップが理想的に行われると、14%程度燃費が良くなります。
エンジン再始動時にかかる燃料と、5秒間エンジンを停止することで節約される燃料の量がほぼ等しいので、5秒以上停止する場合に、アイドリングストップした方が燃料消費が少なくなると言われています。
アイドリングストップ機構の概要
アイドリングストップの機構や動作基準はメーカーによって異なりますが、車速の低下を感知してエンジンを停止させ、運転手がブレーキ操作を少しでも離すと再始動する仕組みとなっています。
エンジンを再始動する際は大半の車種は通常のエンジン始動と同様にスターターモーターを用いるが、アイドリングストップ機構により使用頻度が格段に増えるため、それに見合った耐久性を持つスターターモーターが用いられています。
また、スターターモーターの使用回数が増えるに伴って、容量の大きなバッテリーを搭載したり専用バッテリーにしたりする車種が増えて来ています。
アイドリングストップのメリット
アイドリングストップのメリットは大きく分けると以下の通りです。
・燃料の節約…アイドリング時に消費する燃料を削減するため不要な燃料を節約できます。
・排出ガスの抑止…アイドリングで排出される排気ガスを削減するため環境にもやさしいです。
・燃費の向上…アイドリング時に消費する燃料を削減するため燃費も良くなり燃料代の節約になります。
などが上げられます。アイドリングストップは、元々燃料の節約と排出ガスによる大気汚染を防ぐという環境保護が主な目的でした。
今では燃費の向上の方がメインな感じですが、元々は燃料の節約が主な目的だったんですね。
アイドリングストップのデメリット
アイドリングストップのデメリットはたくさん上げれます。以下の通りです。
・車両価格が割高…アイドリングストップ機能を搭載し、バッテリーの大型化、専用スターターなどを装備するため、必然的に車両価格は以前より割高になっています。
・バッテリーの大型化…バッテリーが大型になるため、交換時の価格は1.5~2倍と高くなります。またエンジンのON/OFFを繰り返すため、使用頻度は上がり劣化も早まります。
・停止時冷風が出ない…アイドリングストップによりエンジンを停止するためエアコンのコンプレッサーも停止。その間冷風は出ず、送風のみとなります。
その他にも、細かいことを言えばまだまだたくさん上げられます。
私自身、アイドリングストップのエンジンON/OFF時の振動には違和感を感じていますし、どうもスタート時のタイムラグには慣れません。
また燃費の向上に関しても、ドライバーの運転方法による影響が大きく、必ずしも経済的メリットが得られるとは限りません。
まとめ
今回アイドリングストップについてご紹介してきました。
メリット・デメリットあり、私自身の個人的な意見も書きましたが、今後ますますアイドリングストップシステムがより良いものになることを期待します。
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